かかとが痛い!対処方法は?~剣道のお悩みを解決~

お役立ち情報

多くの剣道家が直面する不調"かかとの痛み"。
せっかく稽古へのモチベーションが高いのに、痛みで全然集中できない!という状態は早く抜け出したいものです。
この記事では、かかとが痛くなってしまった時の対処法や、再発防止策について解説します!

痛みが強く稽古に集中できない!というときは

剣道では基本的に打突の際の踏み込みが不可欠ですが、かかとが痛いとこれが満足にできず、思うように稽古することができなくなってしまいます。

そこでおすすめしたいのが「かかとサポーター」です。
つま先部分がない靴下のような形状で、かかと部分に分厚いクッションが入っています。かかとサポーターを着けて踏み込むと、衝撃がかかとに伝わりづらくなるため痛みをかなり小さくすることができます。

痛みを我慢するのは良くありませんから、合宿など稽古の頻度が高い時期がある方は痛みが出たらすぐに着けられるように1つ持っておくと安心ですね。

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感想(1件)

再発防止とサポーターからの脱出方法

かかとサポーターの使用により痛みは大幅に抑えられますが、試合では申請が必要なケースがあったり、踏み込みの音が鈍くなったり、サポーター自体の消耗が激しくなったり・・・
なるべくサポーターを使う期間は短くしたいところです。

ところがかかとサポーターは底に厚みがあるため、着用した状態の踏み込みに慣れてしまうとその厚み分足の角度に差が出てしまい、これが痛みの再発の原因になる可能性があります。こうなるとサポーターを取ったらまた痛くなりサポーターを着ける・・・という悪循環に陥ってしまいます。

そもそもかかとの痛みは踏み込みの際にかかとに不自然な角度で衝撃が加わることによると考えられるため、かかとサポーターからの脱出、ならびに痛みの再発防止には「正しい踏み込みを身に付ける」ことが必要になります。

正しい踏み込み

踏み込みの仕方には様々な理論があるかとは思いますが、ここでは"かかとを痛めない"踏み込みの方法を解説します。

  • 足をなるべく上げない
  • 足を高く上げて勢いよく踏み込む方法だと、かかとに強い衝撃がダイレクトに伝わり、痛みの原因になる可能性が高いです。
    送り足(すり足)の要領で足を低く出し、最小限の上下動だけで踏み込むように意識するといいですね。

  • 拍手をするようなイメージで、足裏全体で踏み込む
  • 踏み込む際にかかとから着地するとかかとにダメージがあるほか、音も「ドスン」というような鈍いものになってしまいます。

    拍手をするときの手の平を観察してみるとその全体が同時に当たっているのが分かるかと思いますが、足裏全体が同時に着地するように踏み込むと衝撃が分散されるためかかとが痛むことが少なくなり、音も「パーン」と良い音になります。

    痛みがあるときはつま先側を少し強めに踏み込むなど、調整してください。

  • 前傾姿勢にならないよう引き付け足を素早くつける
  • 踏み込みの瞬間に足に掛かる力は1トンにもなる、とも言われますが、体の運び方が倒れこむようなものになってしまうと必然的に踏み込み足に掛かる衝撃も大きくなってしまいます。
    中段であれば左足で体をまっすぐに押し出し、踏み込みの瞬間に素早く引き付けるようにすると右足に掛かる負担は最小限になります。

    「左足で打て」というのはよくある指導ですが、かかとの痛みを防止する意味においても重要ということですね。

まとめ

かかとの痛みへの対処法を解説しましたが、根本的な解決方法は「正しい踏み込みを身に付ける」ことです。
しかし、うっかりかかとに過度な衝撃を掛けてしまうことはよくありますから、いざというときに安心して稽古ができるようにサポーターを用意しておくのもおすすめです。

もうかかとの痛みに悩まされない!
稽古を最大限楽しみましょう。

※痛みがあまりに強い・日常生活に支障が出る・症状の改善が見られない などの場合は医師の診断を受けましょう

この記事がみなさんのお役に立てば幸いです。

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