みなさんご存じの通り、剣道具選びでサイズ合わせはとても重要です。
サイズの合わせ方シリーズ第4弾!
ここでは、垂のサイズ合わせのポイントを解説します。
垂は横幅で選びます
垂は大垂3枚と小垂2枚、それに腹帯という部品からできています。
そしてサイズの要素としては「大垂3枚の幅」「大垂の長さ」「腹帯の幅」の3点があるのですが、一番重視していただきたいのが「大垂3枚の幅」、簡単に言えば「垂の横の長さ」です。
垂の役割の一つに下腹部や腿の防護がありますが、垂が大きすぎるとスムーズな足さばきの妨げになります。
大垂の長さも重要ですが、横の長さが適切であればほとんどの場合ちょうどいい長さになります。
実際に垂を着けてみましょう
注目するのは「大垂の端が体側のどのあたりに来ているか」です。
体側の真ん中から2~3cm後ろ(背中側)に大垂の端が来るのがベストサイズです。
これよりも大きいサイズの垂では大垂が自然に広がらずに足さばきの妨げになるほか、立ち姿も不自然になってしまいます。
まとめ
垂は他の防具に比べてサイズ合わせのチェックが簡単でしたね。
サイズの合っている垂は動きやすく、また立ち姿も美しくなります。
実は垂にはここでお話ししていない重要な役目が他にもあるのですが、まずはきっちりと体に合ったサイズの垂を選んで使うようにしましょう。
この記事がみなさんのお役に立てば幸いです。
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